「秋山善吉工務店」中山七里著

公開日: 更新日:

 自宅が全焼して、父親の史親を失った小学4年の太一は、母の景子、中学生の兄・雅彦と父の実家・秋山工務店に移り住む。大工の棟梁で、昔かたぎの義父・善吉が苦手な景子は、仕事を見つけ、家族だけで暮らすつもりだ。転校して数日後、太一はクラスのボス・彰大から自分のグループに入るよう誘われるが、不穏な空気を感じ、きっぱりと断る。翌日から、彰大とその取り巻きによるいじめが始まる。

 異変に気づいた雅彦のアドバイスを受け、彰大らに抵抗した太一だが、いじめはますますエスカレート。身を守るため、武器代わりにしようと仕事場で工具を物色していた太一は、善吉に見つかってしまう。(「太一、奮闘する」)

 善吉が次々と困難が降りかかる太一一家を守る人情ミステリー。

 (光文社 700円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網