「真面目にマリファナの話をしよう」佐久間裕美子著
マリファナは長く非合法ドラッグとして扱われてきたが、がん、てんかん、うつ病、エイズなどに治療効果があることが明らかになった。1996年にアメリカ・カリフォルニア州がマリファナの医療使用の合法化に踏み切り、カナダ、オーストラリアでも合法化された。先進国のなかで医療マリファナの使用を禁止しているのは日本くらいである。
日本では、古来、麻はしめ縄用や麻布用に「産業用」として用いられてきた。もともと大麻を吸引して「ハイになる」という文化がなかったため、大麻の使用について検証することなく、「全部ダメ」になったのだ。
マリファナの合法化と巨大市場をめぐるノンフィクション。
(文藝春秋 1500円+税)


















