「シリア 震える橋を渡って」ウェンディ・パールマン著 安田菜津紀ほか訳

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「アラブの春」から8年経ったが、今なお混乱が続くシリア。一体、国内で何が起こっているのか。

「家族が逮捕されてもその行方を尋ねることは許されていなかった」という1981年生まれのカリーム、「学校では、パレスチナ問題こそ重要で、そのためには、自分の人権やシリア国内の問題は忘れろと教えられた」と証言するサナ、やがてシリア革命が始まった2011年、初めてデモに参加したリマは、「自由を! と叫んだ自分の声を耳にして涙がこぼれた」と話す。

 政治学者の著者が、国外に逃れたシリアの人々にインタビューし、過酷な弾圧や政権の腐敗のさままで、その証言からシリア現代史をたどる。

(岩波書店 3200円+税)

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