「ブルーブラッド」藤田宜永著

公開日: 更新日:

 終戦直後の昭和20年秋、軽井沢の山荘に疎開していた子爵の貝塚夫妻が、見知らぬ男によって射殺された。第一発見者は、メイドの八重。しかし、事件後、八重は姿を消してしまう。

 3年半ぶりに日本の地を踏んだ一人息子の透馬は両親の死を知り、八重の捜索のため東京に出る。

 上京してしばらく経ったある日、透馬は若い外国人に襲われる女性に出くわし、男ともみ合っているうちに拳銃で男を殺してしまう。助けた女性は、偶然にも捜していた八重だった。詳しく事情を聴いた透馬は、犯人のドイツ人捜しを始める。

 戦後の日本を舞台に、ナチスの隠し財産をめぐる国際諜報機関の謀略戦を描いた大作。

(徳間書店 2000円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網