「神戸と洋食」江弘毅著

公開日: 更新日:

 明治時代、開港に伴って入ってきた外国人に西洋料理を供したのが外国人御用達ホテルやレストランだが、そのひとつが、明治3年、居留地内にオープンしたオリエンタルホテルだった。経営者は鎖国時代から外交貿易をしていたオランダ人で、後にフランス人が引き継ぐ。世界中を旅したイギリスのノーベル賞作家、ラドヤード・キプリングは明治22年にオリエンタルホテルに宿泊し、ポテトサラダとマレンゴ風鶏料理を絶賛、給仕はビロードの上着を着せれば小柄なハムレットに見えるほどハンサムだとベタ褒めしている。

 他に、外国航路の豪華客船のコックが開いた店など、神戸の洋食の歴史を語る。

(神戸新聞総合出版センター 1600円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    眞子さまが結婚に一途なのはチャンスは二度とないと知っているから

  2. 2

    推定390億円とも…創価学会が太閤園を高く買い取ったワケ

  3. 3

    高級住宅街「成城学園前」が“昭和のお屋敷街”に衰退する日

  4. 4

    菅首相が米ファイザー直接交渉で赤っ恥 CEOとの対面が頓挫

  5. 5

    眞子さまは駆け落ち婚も覚悟?あえて危ない橋を渡る生き方

  6. 6

    解決金でも払拭されない?世論が懸念する小室家の嫁姑問題

  7. 7

    オリラジ中田も株で億万長者だが…金融庁投資推奨の危うさ

  8. 8

    眞子さまとの結婚問題で小室圭さんは? 謝らない人の心理

  9. 9

    大谷モテモテでメディア大騒ぎ 米国人気質が人気に追い風

  10. 10

    NiziUミイヒ出動でも爆発できず J.Y.Parkの手腕に疑問の声

もっと見る

人気キーワード