「心をつかむ 超言葉術」阿部広太郎著

公開日: 更新日:

 2013年、サッカー日本代表がW杯出場を決めたとき、渋谷のスクランブル交差点はサポーターであふれかえっていた。ハイタッチをしたり、胴上げをしたり……。交通の大混乱が予想されたので、それを防ぐために現れたのが「DJポリス」だ。彼は「サポーターの皆さん」ではなく、こう語りかけた「12番目の選手の皆さん」。サポーターたちの意識の中で、日本代表イレブンと自分自身がつながる。自分がここで騒動を起こしたら、日本代表に迷惑をかける。ここは速やかに道を渡ろう。この「DJポリス」は人の心をつかむ、とんでもないコピーライターだ。(「DJポリスは語り掛ける」)

 人の心をつかむ話し方を、具体例を駆使してアドバイス。

(ダイヤモンド社 1500円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束