「ADHDの正体」岡田尊司著

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 2016年ごろから、「ADHD(注意欠如/多動症)と診断され、薬も処方されているのに良くならない」と、セカンドオピニオンを求めて著者のクリニックを受診する患者が増えた。発達障害はあってもADHDというより自閉スペクトラム症だと考えられる患者や、アスペルガータイプである可能性の患者もいる。

 ニュージーランドで子ども1037人を対象に、38年間追跡調査を行った。12歳でADHDと診断されたのは61人だが、38歳では31人で、そのうち子どものときにADHDと診断されたのはたった3人。つまり大人になると、9割以上がADHDではなくなっていたのだ。

 ADHD患者の実情をリポート。

(新潮社 1350円+税)

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