「真っ白な嘘」フレドリック・ブラウン著 越前敏弥訳

公開日: 更新日:

 出会いから1カ月で結婚したダークとジニーは、新居を探す。2人の希望をかなえ、おまけに値段も破格の家が見つかったが、仲介業者によると実は2、3カ月前に起きた「愛の巣殺人事件」の現場となった家だという。夫が金持ちの妻を殺し、苛性ソーダで溶かそうとしたらしい。不審を抱いた妻の友人の通報で、かけらとなった妻が見つかり、夫は逃走中だという。

 それでも2人は家を購入して住み始める。ジニーは、隣人から殺された妻が持っていた金がまだ見つかっていないと聞く。ジニーは逃走した犯人が金を探しに現場に戻ってくるのではないかと恐怖が募る。それにダークが隣人の名前を知っていたことも気になる。

 新訳で装いも新たになったショートショートの巨匠による短編集。

(東京創元社 1100円)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    愛着薄い? 小池女帝「東京五輪返上」6.1ブチ上げの公算

  2. 2

    小池知事 いよいよ「五輪撤収、責任回避モード」に突入か

  3. 3

    アスリートがワクチンに殺される…副反応で体調不良が続出

  4. 4

    維新梅村議員に文通費流用疑惑 公設秘書は殺人未遂で逮捕

  5. 5

    “ぼったくり男爵”バッハ氏来日で組織委警戒の帰れコール!

  6. 6

    パ混乱の“日ハムクラスター”…球団や栗山監督に不信感増幅

  7. 7

    危機あおる小池都知事 “五輪返上”ブチ上げ国政進出画策か

  8. 8

    川口春奈「着飾る恋」8年前の“汚名返上”に関係者ヒヤヒヤ

  9. 9

    世界が「五輪中止せよ!」の大合唱 菅政権ゴリ押しの異様

  10. 10

    巨人にリリーフ強化のトレード情報 防御率ガタ落ち大慌て

もっと見る

人気キーワード