「世界を変える5つのテクノロジー」山本康正著

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「SDGs」や「ESG」は、環境問題などによる未来のディストピア化を止めるために人類が考え出したキーワード。ESGとは、従来のように売上高や利益だけを重視するのではなく、環境・社会・企業統治という3つの視点から社会的責任を果たそうと企業価値を向上させていく考え方のことだ。

 企業は、サステナビリティー、つまり公益性の追求と自社の経済成長の二兎を本気で追わなければならない時代になった。環境問題へのアプローチに何よりも力を持つのがテクノロジーだ。

 本書は、「食糧・水不足」や「教育格差」など、5つの社会課題を取り上げ、その解決に向け最新のテクノロジーを駆使して、ビジネスチャンスに変えている世界のテック企業の取り組みを紹介するビジネステキスト。

(祥伝社 968円)

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