「90'sナインティーズ」西寺郷太著

公開日: 更新日:

「僕」は小学生の頃からプロミュージシャンになるという夢を抱いていた。

 秋葉原でバイトをしていたとき、インディーズのギターバンドのリーダーのワクイさんが語る70年代や90年代の音楽やアーティストの話に魅了された。

 ワクイさんがCDも出していると聞いて池袋のタワーレコードに行き、人生最大の衝撃を受けた。ワクイさんのミニアルバムが情熱的な店員の手書きのキャッチ「君は愛のために死ねるか?」とともに、「世界と共鳴するバンド、我らがスターワゴン! レーベル・メイトのエドウィン・コリンズも絶賛!」というコメント付きで大プッシュ展開されていたのだ。

 90年代後半のミュージシャンを描く自伝的小説。 (文藝春秋 1760円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松重豊がついに引退を示唆し2代目探しに言及…「孤独のグルメ」井之頭五郎を継ぐ有力候補者の実名続々!

  2. 2

    “激ヤバ”高市チルドレン門寛子議員が大炎上! 国会前ペンライトデモを「ごっこ遊び」と揶揄・嘲笑

  3. 3

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  4. 4

    「考える野球」に混乱と苛立ちが続く中、涙が出そうになった野村監督の声かけ

  5. 5

    やはり万博EVバスは現場でも悪評ふんぷんの“いわく付き”だった…販売元が負債57億円で再生法申請

  1. 6

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技

  2. 7

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 8

    巨人・坂本勇人「二軍落ち」のXデー…代打もムリで「そのまま引退」にも現実味

  4. 9

    赤沢経産相“ナフサ不安”の呆れた責任逃れ シンナー不足「目詰まり」「解消済み」に塗装業界は不信感

  5. 10

    楽天は“格安”、12球団監督の年俸はこうして決まる…出来高、日米待遇格差まで丸っと解説