「脳科学の先生! 子どもの発達障害の悩みを最新研究で解決してください」久保田競、原田妙子著

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「脳科学の先生! 子どもの発達障害の悩みを最新研究で解決してください」久保田競、原田妙子著

 9歳の次男が小学校2年くらいから登校を渋るようになった。

 発達障害が判明して「通級指導教室」に行かせたが、合わなくて親子の関係も悪化。ゲームの時間切れなど、思い通りにならないと物に当たってテレビや携帯電話などを壊す。

 だが、次男自身は困難を抱えてもがき苦しんでいるのかもしれない。嫌がることを親が押しつけてきたという親子関係の結果である可能性も。

 次男は自分を認めてほしいという承認欲求が強いようなので、その言動を否定せず、じっくり話を聞くことが大切だ。一緒にゲームをやるのも突破口になるかもしれない。

 ほかに、ルールを守れないなどの問題行動を、脳科学の視点からアドバイス。

(KADOKAWA 1540円)

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