「最後の甲賀忍者」土橋章宏著

公開日: 更新日:

「最後の甲賀忍者」土橋章宏著

 甲賀はかつては忍びの里だったが、太平の世になってから甲賀者の多くは忍びをやめて農民となっていた。徳川慶喜が大政奉還し、大きな戦が始まる気配はあるものの、徳川からは何の要請もない。

 甲賀で育った了司と金左衛門は鈴鹿峠近くの渓流で釣りをしていたが、熊笹のなかから突然裸の女が飛び出した。2人は伊賀の忍びとみえる男に追いかけられていた女を助ける。了司はその女の目をどこかで見たことがあるような気がした。ほどなく伏見で戦が始まり、長老たちは甲賀の名をあげるため、官軍に忍術を使える者を送ろうとするが……。

 動乱期を生き抜こうとする甲賀忍者を描く時代小説。 (角川春樹事務所 1870円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相、病気を理由に辞任? 囁かれるショートリリーフは麻生指名で「茂木敏充」か

  2. 2

    阪神1位・森下翔太を英才教育 父親が明かす「マイホーム購入の判断も野球ありきでした」

  3. 3

    中傷動画疑惑めぐる高市首相「虚偽答弁」の“証拠”出た! 木下剛志秘書の「回答書」公開され万事休す

  4. 4

    阪神・森下翔太がファンから「態度悪い」と非難されるワケ…球宴中間投票セパ最多21万票なのになぜ

  5. 5

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  1. 6

    野村監督は事実上の“解任”だった 仮にCS突破で日本一になったとしても未来はなかった

  2. 7

    嵐活動終了で松本潤との「結婚待望論」再燃も…キッパリ否定の井上真央が送る“幸せシングルライフ”と結婚観

  3. 8

    「中傷動画」疑惑で高市首相またブチ切れ答弁連発し逃げ切り画策も…露呈した重大な“落とし穴”

  4. 9

    もはや誰が見ても一目瞭然 高市早苗はオツムも器も「首相失格」

  5. 10

    個人情報保護法“改悪”であなたの医療情報はAI開発にダダ漏れ デジタル大臣「氏名削除難しい」と詭弁で居直り