「警察猫 いなりの追跡」梶永正史著

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「警察猫 いなりの追跡」梶永正史著

 栞里は、子犬ルークが散歩中に見つけた子猫を拾って連れ帰る。犬のしつけ教室を営む両親は、子猫を「いなり」と名付けて溺愛。何よりもいなりは、ルークに懐き、片時も離れない。1年後、大学を卒業した栞里は亡くなった父に代わって教室を引き継ぎ、ルークを嘱託警察犬に育て上げる。

 ある日、ルークに初めて警察から出動要請が入る。現場の公園に駆け付けると、少女が何者かに連れ去られたという。すぐに捜索の準備に取りかかる栞里は、一緒にいなりも同行させることに。ルークは順調に少女のにおいをたどっていくが、ある地点で動かなくなってしまった。そのとき、背中に乗っていたいなりが突然、飛び降り、マンションのとある部屋のベランダで動かなくなる。

 警察犬と警察猫が事件を解決に導くミステリー。 (PHP研究所 968円)

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