「医龍」も下火…日本のドラマシリーズはなぜ“息切れ”が早い?

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 20日に最終回が放送された坂口憲二主演の連ドラ「医龍4」の視聴率は最高でも平均でもシリーズ最低を記録した。

 同じ医療ものでも、海外の連ドラ「ER緊急救命室」なんかはシーズン15まで放送されるなど、人気が長続きするケースが結構ある。もちろん、海外ドラマは予算が映画並みなど条件が違いすぎるが、日本のシリーズものは、なぜ“息切れ”するのが早いのか。

 そういえば、18日に終了した「チーム・バチスタ4」も低空飛行が続いていた。かつての勢いはもうない。

「巨費を投じる海外ドラマは、最低でもシーズン3まで放送しないと元が取れないといわれます。なので、シリーズ化を前提に企画が立てられる。そこが日本とは違う。それなのに、人気がなければ話の途中でも容赦なく打ち切られる。作り手は赤字にならないように、視聴者を飽きさせないように必死です。一方、日本では1発目が当たればシリーズ化という場当たり的なところがあって、シーズン2で突然クオリティーが下がるケースもありますからね」(放送作家)

 緊張感の違いか。

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