サッカーW杯公式アルバムに抜擢 “裏歌姫”加藤ミリヤの実力

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■NHKの公式ソングを歌う椎名林檎も“裏”

 身長150センチちょいと小柄な体形だが、パワフルな歌声の持ち主。ハーフっぽい名前は芸名で、本名の「美穂」に、母親と弟の名前を掛け合わせて命名したという。明治学院高校在籍中にメジャーデビューを果たし、“ポスト宇多田ヒカル”と注目を浴びた。太宰治の「人間失格」を愛読書に掲げ、自身も3冊の小説を刊行。洋服や宝石のデザインも手がけるぐらいだから、同世代の女のコが憧れる存在というのもうなずける。

「加藤には西野カナという互いの人気を助力する表裏一体のアーティストがいます。2人とも同性からの支持が高いのですが、傾向は相反する。キャラクターも楽曲も、普通っぽいOLや女子大生向きの西野が『表』とすると、斜にかまえているような個性的な加藤は『裏』。ユーミンと中島みゆき宇多田ヒカルと椎名林檎といった具合に、どの時代も表裏が一体で音楽シーンを活気づけてきた。加藤、中島、それと今回はNHKの公式ソングを歌う椎名林檎と、ワールドカップは『裏』の歌姫が揃い踏み。大いに盛り上げてくれそうです」(前出の富澤氏)

 裏歌姫による楽曲合戦もまた楽しみに。

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