“法律漫談”のミスター梅介さんは司法試験予備校の講師も

公開日: 更新日:

「12月から施行されそうな、特定秘密の保護に関する法律。これほどコワい法律はありません。安全保障に関する、と時の政府が認定すれば何でも『特定秘密』にされ、情報統制が敷かれてしまう。例えば、福島の原発事故。あれだって『安全保障問題』にされたら、政府や東電に都合が悪いことは全部隠蔽されるでしょう。お役人が言うきれいごと。決して信じちゃいけません」

「実は安倍晋三は大学の後輩。あんなヤツが後に続いたと思うと悲しくなります」

 他にもNHK受信料を払わない方法など硬軟取り交ぜたネタがこれでもか! と続いた。そして、15分ほど客席を沸かせると、「これにて閉廷」と見る人をけむに巻いて舞台から消えた。

 さて、梅介さんは成蹊大学卒業後、得意の英語を生かして貿易会社に入社。しかし、30代半ばにして会社が倒産、失業。そこで自信があった話術で食っていこうと、法律問題を絡めたネタを作り、モノは試しと「お笑いスター誕生!!」に出場。そこで見事、第1回オープントーナメント・サバイバルシリーズ準優勝に輝き、プロの漫談家の道を歩むことになった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  3. 3

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  4. 4

    浜田省吾の父親が「生き地獄」の広島に向ったA.A.B.から80年

  5. 5

    山尾志桜里氏は出馬会見翌日に公認取り消し…今井絵理子、生稲晃子…“芸能界出身”女性政治家の醜聞と凄まじい嫌われぶり

  1. 6

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  2. 7

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  4. 9

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 10

    フジ親会社・金光修前社長の呆れた二枚舌…会長職辞退も「有酬アドバイザー」就任の不可解