著者のコラム一覧
中村竜太郎ジャーナリスト

1964年生まれ。大学卒業後、会社員を経て、95年から週刊文春で勤務。政治から芸能まで幅広いニュースを担当し、「NHKプロデューサー巨額横領事件」(04年)、「シャブ&ASKA」(14年)など数々のスクープを飛ばす。「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」では歴代最多、3度の大賞を受賞。2014年末に独立し、現在は月刊文藝春秋などで執筆中。フジテレビ「みんなのニュース」のレギュラーコメンテーター。

SMAP解散 木村拓哉以外の4人を待ち受ける“過酷な運命”

公開日: 更新日:

 SMAPを成功に導いたと評される女性マネジャーI氏が、“女帝”メリー喜多川副社長に放逐されて以降、SMAPは現在まで制御不能状態。そもそもメンバー間で連絡を取り合うような関係ではなく、なかでも特に木村は孤立していたという。

「ツートップといわれる木村と中居が険悪なのは当然として、木村にそもそも懐いていたのは実は香取だった。“スターのお手本”として見ており、兄貴のように慕っていたほど。しかし、SMAPの“育ての親”ともいえる恩人を裏切った木村を、香取は絶対に許せなかった。大きな尊敬から底知れない憎悪に転じてしまったのです」(民放制作幹部)

 香取は木村に対しまったく口はきかないどころか、目も合わせようとしなかった。SMAPの舞台演出を任されている香取は、「木村さんの演出はしたくない」と言い出す始末だったという。決定的な亀裂が走ったのは、まさにメンバーが事務所と揉めている最中に、木村だけがハワイに旅行したこと。それ自体は、予定ならば致し方ないが、「ジャニーズの実質的な首領、メリー喜多川副社長と、その娘で後継者の藤島ジュリー景子副社長がプライベートジェットでハワイ入りしたのですが、木村が現地で合流したという情報が他のメンバーの耳に入ったのです。こっちはいま、SMAPのことを命懸けで真剣に考えているのに、木村は恩人を切った事務所オーナーとせっせと“ねんごろ”になりやがって、という怒りですよ」(前出の芸能関係者)。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃