本命に西野カナが浮上 「三代目」消えたレコ大いまだ混沌

公開日: 更新日:

 5日にTBSで放送された「日本有線大賞」では西野カナ(27)が初の大賞に輝いたが、30日に発表される「日本レコード大賞」はどうなるのか。

 当初は、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの“3連覇”の可能性もあったが、文春が「1億円買収疑惑」を報じたため、状況は一変。三代目は大賞の“候補”にすらならないばかりか、三代目の所属事務所・LDHのアーティストは各賞から一切名前を消した。

「“買収疑惑”が報じられたことに、芸能界のドンが激怒しているようなんです。だからなのか、LDH所属のアーティストの名前が全くない。現在、審査は淡々と進められているようです」(レコード会社関係者)

 大賞の候補にあがっているのは、紅白にも出場する氷川きよしいきものがかり桐谷健太ら10曲。“本命視”されていたエイベックス所属のAAAは、買収疑惑の影響からか、大賞の目はほぼ消滅したという声も。状況は混沌としているようだ。

「順当に選べば、宇多田ヒカルでしょう。しかし、大賞のアーティストは当日、会場に来て歌えることが“大前提”になる。紅白ですら、何とか“欧州から中継”という形で出場が決まった。しかも、宇多田にとって“賞”なんて必要ない。出演は限りなくゼロに近いでしょう。その点を考えると、本命は有線大賞も取った西野カナ、対抗はAKB48です。審査委員長は『AKB48新聞』も発行する日刊スポーツの記者。それがどう影響するのか」(芸能関係者)

 結果からいろんな業界事情が透けて見えそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  2. 2

    参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

  3. 3

    国分太一だけでない旧ジャニーズのモラル低下…乱交パーティーや大麻疑惑も葬り去られた過去

  4. 4

    ホリエモンに「Fラン」とコキ下ろされた東洋大学の現在の「実力」は…伊東市長の学歴詐称疑惑でトバッチリ

  5. 5

    外国人の「日本ブーム」は一巡と専門家 インバウンド需要に陰り…数々のデータではっきり

  1. 6

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  2. 7

    近藤真彦「ヤンチャでいたい」にギョーカイ震撼!田原俊彦をも凌駕する“リアル・ジャイアン”ハラスメント累々

  3. 8

    「モーニングショー」コメンテーター山口真由氏が5週連続欠席…気になる人間関係と体調を心配する声

  4. 9

    参院選終盤戦「下剋上」14選挙区はココだ! 自公の“指定席”で続々と落選危機…過半数維持は絶望的

  5. 10

    参政党の躍進は東京、神奈川だけにあらず? 地方では外国人規制に“地元ネタ”織り込み支持拡大狙い