“滑舌悪い芸人”諸見里大介 極貧下積み時代はネズミと同居

公開日: 更新日:

 ところが、ヒーターを足元に置き、つけっ放しゅで寝たんがあかんかった。深夜、妙に足が熱い。目が覚めてびっくりでしゅ。なんと、掛け布団が燃えてるやないでしゅか。慌てて火を消し、風呂場で布団に水をぶっかけて気がつきましゅた。「布団、これだけや」……。しょうがないので、しゅばらく寝袋の厄介になったのでしゅが、まあ、火事にならじゅ、やけどもしゅなかったのが不幸中の幸いでしゅたね。

 で、NSCを卒業しゅて「ハム」というお笑いコンビを結成しゅたのでちゅが、まあ売れない。難波のカレー屋さんでアルバイトをしゅたものの、お金がないくせにパチンコにのめり込んだりしゅるから、貯金はどんどん目減りする一方。しゅまいにはサラ金から借金をするハメに陥りましゅた。

 しょれで、「しゃらに経費節約を!」と、芸人仲間の親戚の家に家賃1万円でルームシェアさせてもらったんでしゅ。ただ、ボロかった。ほんまにオンボロ。隙間風がピューピュー吹き込み、自室は真冬でも外気温としゃほど変わらないのはご愛嬌でしゅ。でも、一番困ったのは天井裏に巣くうネズミが悪しゃしゅることでしゅたね。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景