「『捨てる!』技術」著者事故死はカーブ曲がり切れず?
100万部のベストセラーになった「『捨てる!』技術」の著者、辰巳渚(本名・加藤木綿子)さんが26日、交通事故のため長野県佐久市の病院で死去した。52歳だった。
関係者などによると、辰巳さんは26日朝9時ごろ、大型バイクで夫の秀一さんとツーリング中に、軽井沢町内の国道146号で軽乗用車と正面衝突。搬送先の病院で約5時間後に亡くなったという。
「中軽井沢から鬼押出し園に向かう山中に、『29号カーブ』と呼ばれる急なヘアピンカーブがあって、どうやら辰巳さんは、そこを左に曲がろうとした時に、うまく曲がり切れずに軽乗用車と正面衝突してしまったようです。軽乗用車を運転していた女性は軽傷と聞いています」(捜査事情通)
辰巳さんが上りで、軽乗用車が下りだったという。地元住民はこう話す。
「あの辺りは事故が起きやすいので、地元の人間は、まずスピードを出しません。ただ、そうとは知らない県外の人は、交通量も少ないので、飛ばしがちですが……」
軽井沢署は、事故の状況や速度などを含めて慎重に捜査中という。
辰巳さんの葬儀は近親者で営み、お別れの会を7月1日午後1時30分から東京都台東区西浅草3の17の1の浅草ビューホテルで開く。喪主は秀一さん。