フジは中止だが…日テレ「24時間テレビ」決行の条件とは

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 フジテレビ系で1987年から放送されていた「FNS27時間テレビ」が、新型コロナの感染拡大の影響で今年は中止となった。

「同局の夏の風物詩として今年で34回目を迎える予定だったが、近年はテーマもバラバラで『日本の歴史』『スポーツ』などワンテーマで放送していた。しかし視聴率は右肩下がり。フジテレビとしては終了するいいタイミングだと判断したのでしょう」(スポーツ紙芸能デスク)

 一方、もうひとつの大型番組である日本テレビ系の「24時間テレビ」は続行の方向だ。同局の小杉善信社長は3月の会見で「どういう形になろうが、必ずやるというふうに考えている」と話した。日テレ関係者はこう話す。

「24時間テレビは『日テレの紅白』といわれる番組なので、実施はマストです。27時間テレビと違い、チャリティー番組なので、『コロナ禍に打ち勝つ』などの大義名分も立ちやすい」

 しかしながら課題となってくるのは具体的な実施方法。「緊急事態宣言」は解除されたが、第2波、第3波への懸念もある中、「新しい生活様式」に合わせた放送ができるのか。

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