観月ありさ29年ぶり脇役レギュラー 高まる「極妻」待望論

公開日: 更新日:

 観月は和菓子店のおかみ・今日子を演じる。跡取り息子(横浜)の嫁であり、和菓子職人でもある七桜(浜辺)に対し、強烈な“嫁いびり”をする今日子。いわば悪役というわけで、観月にとっては初となる。

「先日、役柄に合わせて着物に身を包み、髪を和風に結った観月さんの写真がメディアに公開されました。むろん観月さんの美貌は誰もが知るところではありますが、まさか着物がこんなにも似合うとは。新鮮な驚きを感じたのはどうやら私だけではなかったようです」と話すのは、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏。

 観月の着物姿がネットニュースとして流れるやいなや、〈着物、似合ってる!〉〈悪役は美しい人のほうがしっくりくるから、見応えありそう〉〈声質に張りがあるから、嫁いびりも迫力があると思う〉など数多くのコメントが書き込まれている。着物姿の美しさと“脇役で連ドラ出演”、さらに“初の悪役”という観月の新たなジャンルへの挑戦を応援する声も多い。

 前出の山下氏は「中でも印象的だったのは〈極道の妻たちを、ぜひ観月さんで〉という声が多かったこと。確かに岩下志麻さんや高島礼子さんに負けないぐらい迫力ある“極妻”を、観月さんなら演じてくれそうです。あの和服姿を、今回限りにするのは惜しい! 極妻は決めゼリフも多く、爽快感がありますから、コロナ禍中の閉塞感で見るにはピッタリ。どこかドラマ化してくれませんかね」と笑う。

 それにしても脇役で撮った写真で、新たな主演作を熱望されるとは、さすが観月か。記録はいったんストップしたものの、まだまだ“返り咲き”しそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」