並木まきさん 元“美人過ぎる市議”は超売れっ子ライターに

公開日: 更新日:

セクハラ、ストーカー、水着グラビア依頼も…

「美人すぎる市議」としてメディアに取り上げられた裏には苦労もあった。
 
「セクハラやストーカーもありましたし、『女を売りにして政治家になった』と叩かれましたね。美人すぎる議員の中にはタレントのような活動をされる方もいらっしゃったので、その影響もあったのかもしれません」

 並木さんにも、政治とは無関係の水着グラビアの仕事依頼が数多く来たという。

「すべてお断りしました。私はポリシーを持って政治家になったので」

 その後は公約を実現させたほか、「行方不明者捜索メールの一斉配信」「がん検診の充実」などの実績を残し、15年に結婚したのを機に、政治の舞台から引退した。

 現在は自身のオンラインサロンを開設。後進の育成にも励んでいる。

 また、8月からは「BIGO LIVE」の公式ライバーとして動画の生配信を始めた。朝と昼の2回、日常や美容について話しているそうだ。

 執筆活動に美容家、そして動画配信。そのバイタリティーの源は?

「社会に貢献したいという思いは常に持っています。先が見えない時代にこそ、私の文章や動画で誰かが元気になってくれることがうれしいんです」

「美人すぎる市議」は容姿だけでなく、生きざまも美しかった。

(取材・文=小宮志保/日刊ゲンダイ

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」