黒木瞳監督の捨てきれぬ野望…!長編4作品はいずれも興収1億円未満、“ひき逃げ事件”でとばっちりも
女優の黒木瞳(61)が7月28日、オンラインで開幕した映画祭「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022 Powered by Hulu」(1日まで)のオープニングセレモニーに都内で出席。黒木が同映画祭に参加するのは初めてで、監督作の短編映画「線香花火」が現地で特別上映された。
同作について黒木は、「私の生まれ育った福岡県八女市黒木町をロケ地にしたいな、と思ったところから始まった」と製作のきっかけを明かした。現地での上映後、「夕張は初めてですが、ふるさとに帰ったような懐かしさを覚えました」と語った。
「監督として4作目の今回は短編映画。コメントからも女優業よりも監督業へのこだわりを感じさせました」(映画ライター)
監督デビュー作は16年公開の「嫌な女」、第2作は17年の短編「わかれうた」、第3作は「十二単衣を着た悪魔」。
「『嫌な女』は吉田羊と木村佳乃のダブル主演だったが、演技派の吉田と黒木監督の意見が合わずに現場がバチバチだったそうです。『十二単──』は主演の伊藤健太郎が公開直前にひき逃げ事故を起こす“悲劇”に見舞われました。いずれも興行収入は1億円にも届かずヒット作はありません」(前出の映画ライター)
黒木監督は次回作でうるさい外野をギャフンといわせることができるか。出資するスポンサーがいるのかどうかが問題だが。