吉本興業がお笑いフェスで仕掛けた「若返り戦略」が大成功!“初戦”勝利で大阪万博へ視界良好

公開日: 更新日:

 吉本興業主催のお笑いフェス「LIVE STAND 22-23」が8月19~21日に、千葉・幕張メッセで12年ぶりに開催された。このお笑いフェスは9月に大阪、来年1月には福岡へと続く予定だ。

 来場者はのべ約2万5千人。12年前の2010年7月18日はわずか1日で2万3千人も動員しており、3日間の総動員数は過去最高の6万2千人に達したことを考えれば、コロナ禍で規制を強いられた今年は3分の1ほどに減少。それだけに来場者の安全・安心をモットーにした警備体制は盤石だった。

 大・中・小の3つのステージやレストスペースのほか、いたるところで複数の救護員や警備員、マスクや無断撮影を監視するスタッフ、誘導係を配置。混乱・混雑の徹底排除でクリーンかつノートラブルだった。

 特筆すべきは出演芸人の若返りだ。落語や漫才、大道芸や吉本新喜劇を観られる“上方演芸の最高峰”大阪・なんばグランド花月(NGK)には、シニア層の来館者が目立つが、それ以外の全国12の直属劇場は、若年層が過半数を占める。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?