阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”

公開日: 更新日:

「今どきはセリフが聞き取れなくても大丈夫なように、日本のドラマを日本語字幕付きで見る視聴者もいますし、阿部さん本人がそうおっしゃっているなら、『滑舌』問題はクリアできるでしょう。ですが、それ以外に、ひとつだけ心配なことがあります」と、芸能ライターのエリザベス松本氏は話す。

『キャスター』で阿部と共演するのは、《進藤に振り回されながらも奮闘する総合演出》役の永野芽郁(25)と、《進藤を尊敬するジャーナリスト志望の新米AD》役の道枝駿佑(22=なにわ男子)だ。

「ベテランの阿部さんが叱咤激励しつつ、若手の永野さん、道枝さんも成長していき……始まってみないと分かりませんが、何だか阿部さんがかつて日曜劇場で主演した『ドラゴン桜』や『下町ロケット』シリーズと似たキャラや展開になりそうな予感がします。阿部さんのように40年近いキャリアがあって、出演作も増えると“キャラ被り”が起こるのは珍しくもない。むしろ大勢のファンが《待ってました! これぞ阿部ちゃん》と沸き立つでしょうが、阿部さん主演ドラマの注目度が高いからこそ、その反動で《またこのパターンか》と冷めてしまう視聴者が出てこないとも限らない。唯一の心配がそれです。それで阿部さんの“真の人気”が試されるかもしれませんね」(前出のエリザベス松本氏)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動