Hey! Say! JUMP中島裕翔「アイドル卒業→俳優転身」に立ちはだかる壁
「バラエティーのひな壇は新陳代謝が激しく、新しい人が現れれば押し出されるように席はなくなる。司会も、話術と好感度の高い芸人と競うことになる」(テレビ関係者)
その点、主役にこだわらなければ俳優は芸能界で生き残る賢明な選択。俳優としてのスキルを身に付ければ息長く活動を続けられる。ジャニーズ出身者でも木村拓哉、岡田准一、二宮和也らが俳優の地位を確立している。中島が「お芝居に強い思いがあります」というのも納得できる動機。「いろいろな可能性を秘めている俳優」と評する声もあるが、中島の前に立ちはだかるのが若手俳優陣の厚い壁。油断すれば埋もれてしまう可能性もある。
主演クラスだけでも、佐藤健、山崎賢人、松坂桃李と実力、人気を兼ね備えた俳優が揃うなか、映画「国宝」の大ヒットで吉沢亮と横浜流星も加わり、制作者からは「みんな使いたい」とうれしい悲鳴も上がるほど。
ここに割って入る中島。これまでのアイドル人気だけでは太刀打ちできない。
「アイドル時代は人気ありきで、ドラマの仕事も入りやすかったが、今は作品の役によって適した俳優を監督、プロデューサーが選ぶ時代。指名されるだけの俳優にならなければならない」(映画関係者)