「魔法少女まどか☆マギカ」劇場版は8月28日に決定…アニメ業界の公開延期が「人手不足」では済まない要因

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「新人は有能なベテランアニメーターのもとで学ぶと、みるみる上達するんですよ。しかし、コロナ禍以降、アニメ制作の現場ではリモートが進み、新人がベテランから教わる機会が極端に少なくなっています。新人は教育を受けないまま、自宅で黙々と動画を描いている状況。専門学校を出た人材は毎年供給されますが、精神を疲弊して辞める人が多く、ほとんど残らないのです」

 3兆円産業という数字が独り歩きしているコンテンツビジネスだが、現場からはポジティブな声が一向に聞こえてこない。現場の疲弊によって生み出されるのは、原価数十円のものを100倍もの値段で売るグッズのような、ファン心理を利用した集金ビジネスでしかない。これではあまりに悲し過ぎである。改めて業界全体で、コンテンツビジネスと新人育成のあり方を考え直すべきであろう。

(宮原多可志/ライター)

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