「魔法少女まどか☆マギカ」劇場版は8月28日に決定…アニメ業界の公開延期が「人手不足」では済まない要因

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 こう話すのは、アニメ制作会社の関係者である。今や日本のコンテンツ産業は3兆円を超える規模といわれ、政府もアニメを海外に輸出し、外貨獲得につなげようと躍起だ。その一方で、アニメ業界は慢性的な人材不足に悩まされている。国内のアニメーターは推定5000~6000人。この人数で、テレビアニメだけで年間約300本前後を制作する。現場は常にカツカツで、スケジュールの混乱が起こっているという。

「美しい映像を作ることで人気の高いアニメスタジオは、数年先まで予定が埋まっているといわれていますし、その影響は中小のスタジオにも及んでいます。そのため、資金を集めても制作に乗り出せないことが少なくありません。どこのスタジオもパンク状態ですし、複数の案件を抱えていた場合は少しでも予定が狂うと、すべての作品に影響が及んでしまうのです」(アニメ制作会社の関係者)

中国で描かれた絵を日本で直す

 近年のアニメはより作画が緻密になり、1枚の動画を仕上げるだけでも相当な時間がかかる。その分アニメーターが必要で、業界では慢性的な人材不足を補おうと、古くから中国などに外注を行ってきた。ところが、頼みの綱だった中国も経済成長に伴って賃金が上昇。円安も影響し、制作費は上がる一方なのだ。

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