ドラマ版“エルメス”伊東美咲の演技は結果オーライ
抜群のスタイルと美貌なのにちょいダサめで、平成のおたくがイメージする“清楚”を凝縮した感じ。女優然としていない演技も、絶対無理なんだけど誠意があれば0.1ミリくらいはなんとか……という思いをかき立てた。
今は“陽キャ”の女の子が「私、〇〇おたくなんです」なんて口にする時代だけど、当時の“おたく”は、1980年代の宅八郎のキモさ、宮崎某のヤバい怖さの残像があった。そのネガティブさを一気に反転させたのが、「電車男」だったと思う。
連ドラ版では小栗旬(当時22)もアスキーアートの達人で「毒男板」の管理人だったし。必死がかっこ悪いことじゃないこともサンボマスターが教えてくれたし。
最終回には25.5%と盛り上がった「電車男」。情報番組で秋葉原を扱うときには、このドラマのオープニング曲だったELOの「トワイライト」が使われたものだ。
「ネットに侵食されることに怯えて力でねじ伏せた」なんて当時言われていたフジテレビが、ネットのネタで稼ぐ。“名無しさん”がつぶやいた。「ホリエモンとかひろゆきとかの意見聞いてたら、中居問題もなかったかも」。禿同w。
(テレビコラムニスト・亀井徳明)



















