年齢サバ読み 成人式に2回出席した 安西ひろこ

公開日: 更新日:

 同誌の取材に対し、事務所は「担当者がつかまらないので」と歯切れの悪い対応。プロフィルはいつのまにか修正されていた。

 もっとも、1歳程度のサバ読みは芸能界ではよくある話。後に「早生まれを勘違いした事務所のミス」と釈明した。さらに、成人式に出席した時点では安西は21歳になる前で、世間もさほど問題視していなかった。その後2000年10月に「True Love」でエイベックスからCDデビュー。安西は歌だけでなく作詞も担当するなど活動の幅を広げていった。

 しかし、年齢発覚騒動以降、過去のスキャンダルがマスコミを賑わすようになる。

 安西はまずブレーク前に所属事務所を替えるなど経歴にナゾが残されていた。一部写真誌に“お見合いパブ”で働いていたという過去の写真がデカデカと掲載されるといったスキャンダラスな報道が続いた。

 そして、01年10月には人気デュオ・CHEMISTRYの川畑要との熱愛が写真誌にキャッチされた。

 歌にドラマにと仕事で多忙を極め、激しいめまいや耳鳴りを訴えるようになり、メニエール病と診断。パニック障害も発症し、フジテレビのドラマ「スタアの恋」収録現場で倒れてしまう。芸能活動は停止し、ダーツバーや花屋でのアルバイトも経験した。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

  2. 2
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  3. 3
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  4. 4
    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

  5. 5
    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  3. 8
    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

  4. 9
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 10
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”