「ラストタンゴ・イン・パリ」中年男と美しい妻の禁断の愛

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 問題となったのがポールがジャンヌのアナルにバターを塗り、すすり泣く彼女に後ろから挿入する場面。マリアが撮影内容を知らされていなかったため今も「レイプだ」との批判がある。とはいえ現在のポルノ界ではアナルは世界標準。そもそも撮影で本当に挿入したわけではない。M・ブランドはしっかりズボンをはいており、これで後ろに入るのかと首をひねってしまう。目くじらを立てるほどのことだろうか。ただし、こうした強烈な性描写が本作の評価を高めたのは確か。ポールは若い女のアナルを犯し、自分の肛門に指入れさせて悶える。背徳的行為に1970年代の観客は仰天した。

 筆者は80年に渋谷の名画座で本作を見た。ぶら下がった照明器具の絵でM・ブランドのズボンを隠す加工処理をしていたため、隣の席の白人が呆れ声で笑っていた。日本人として恥ずかしかった。後年、無修正版BDでマリアの股間の剛毛を見てビックリした。

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