飲めばいいってもんじゃ…熱中症対策「正しい水の取り方」

公開日: 更新日:

 糖尿病、高血圧、痛風・高尿酸血症はどれも、病状が進行すると、腎臓も悪くなる。

「慢性腎不全など腎臓病の人が過剰に水分を摂取すると、それを処理するために腎臓に負担がかかり、体内の老廃物を処理しきれなくなり、低ナトリウム血症や意識障害を起こすことがあります」

 腎機能低下がすでに見られている人は、必要な水分量について主治医の指示を仰ぐべきだが、自分でできることとしたら、毎日の体重測定だ。

「急激な体重変化は水分によるものと考えられます。減少していれば意識的に水分を摂取し、増加している場合は塩分を控えてください。塩分摂取過多は水分貯留を招きます」

 夏を無事に乗り切ろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々