【HIV】豊島病院・感染症内科(東京・板橋区)

公開日: 更新日:

「抗HIV薬でエイズの発症は抑えられますが、感染歴や服薬が長くなると、指定の23疾患以外の合併症にもかかりやすくなる。実際には、エイズで亡くなるより、複数の合併症で亡くなる人の方が多い。エイズ治療は合併症の対策が非常に重要になるのです」

 起こりやすい合併症は、骨折(寝たきり)、がん糖尿病心筋梗塞脳梗塞など。認知症の症状に似たHIV関連神経認知障害(HAND)も問題になってきている。

 同科は、地域の総合病院という特徴を生かし、風通しのいい各診療科との連携で包括的なエイズ治療が行えるのが大きな強みだ。

▽旧東京都立病院。2009年4月、経営を東京都保健医療公社に移管。
◆スタッフ数=医師4人(うち非常勤2人)
◆年間初診患者数(14年度)=150人
◆HIV・エイズの年間初診患者数(同)=12人(紹介患者率約80%)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?