風邪のとき、お風呂に入っていいのか

公開日: 更新日:

 もちろんダメでしょ、と思った方が多いのではないでしょうか? しかし、そうではないようです。

「問題ありません。というより、お風呂に入れる元気があれば入ったほうがいいのです」(池袋大谷クリニックの大谷義夫院長)

 かつて「お風呂に入っちゃダメ」と言われたのは、「家にお風呂がなかったからでは」とは大谷院長の弁。確かに銭湯に通っていた時代は、帰りに湯冷めして風邪が悪化することが多かったはず。

 しかし現代は各家庭に浴室があり、家も気密性が高く暖かいので、その心配はありません。脱衣所を暖かくし、入浴後に髪をよく乾かすのがポイント。そこに気をつければ、むしろ入浴したほうがいいのだとか。

「風邪のときは、髪の毛や体の表面にもウイルスが付着しています。それが口や鼻から体内に侵入しないように洗い流したほうがいい。また、汗を流してリフレッシュすれば、快眠を得られます」(大谷院長)

 回復のためには、十分な睡眠も欠かせません。


 とはいえ、高熱で起き上がるのもつらいときなどは、当然ながら入浴を避けるべき。入浴は意外と体力を使うものなので、ある程度元気のあるときがいいそうです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷が佐々木朗希への「痛烈な皮肉」を体現…耳の痛い“フォア・ザ・チーム”の発言も

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い

  4. 4

    (1)身内すらも“監視し欺く”情報統制…機密流出犯には厳罰、まるで落合博満監督のよう

  5. 5

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった

  1. 6

    巨人に漂う不穏な空気…杉内投手チーフコーチの「苦言連発」「選手吊るし上げ」が波紋広げる

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希は「ひとりぼっち」で崖っぷち…ロバーツ監督が“気になる発言”も

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    公明党が自民党総裁選に異例のドーカツ…「ポスト石破」本命の高市早苗氏&小泉進次郎氏に影落とす

  5. 10

    ぐっすり眠りたければ寝室のエアコン設定を25度超にしてはいけない