飲み忘れを防ぐ「タイマー付きピルケース」

公開日: 更新日:

 体調が悪いときにはすがる思いで飲む薬も、体調が良くなると飲み忘れてしまうことがある。物忘れが多くなる中高年はなおさらだ。高血圧糖尿病など、日常的に薬を飲み続けなければいけない人もいる。今回はそんな時のお助けグッズを試してみた。

 1日最大4回の時刻設定ができ、「ピッピッ」という音とランプの点滅で知らせてくれるピルケース。軽くて持ち運びにもいい。使い始めの時刻設定こそ手間だが、一般的なデジタル時計と同じなので特に難しさはない。あとは4つに仕切られたピルケースのふたに「朝」「食前」などの付属シールを貼り完成。仕切りに薬を入れれば準備万端だ。

 タイマー音はストップボタンで止まる。止めなくても数分で鳴りやむが、オフ設定はできないので電池(単4を2本、別売り)を抜かない限り嫌でも毎回鳴る。“かけ忘れ”がないのが目覚まし時計と違う点だ。家族の介護など、自分のこと以外で常に薬を気にしなければならない人にもオススメしたい。★★★(満点)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 2

    萩生田光一氏「石破おろし」がトーンダウン…自民裏金事件めぐり、特捜部が政策秘書を略式起訴へ

  3. 3

    参政党は言行一致の政党だった!「多夫多妻」の提唱通り、党内は不倫やら略奪婚が花盛り

  4. 4

    【夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想…今夏は好カード目白押しの大混戦

  5. 5

    早場米シーズン到来、例年にない高値…では今年のコメ相場はどうなる?

  1. 6

    落合博満さんと初キャンプでまさかの相部屋、すこぶる憂鬱だった1カ月間の一部始終

  2. 7

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  3. 8

    伊東市長「続投表明」で大炎上!そして学歴詐称疑惑は「カイロ大卒」の小池都知事にも“飛び火”

  4. 9

    “芸能界のドン”逝去で変わりゆく業界勢力図…取り巻きや御用マスコミが消えた後に現れるモノ

  5. 10

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も