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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

米最高裁判決が大統領選挙の行方に多大な影響を与える

公開日: 更新日:

 6月27日、米最高裁が歴史的な判決を出しました。「妊娠中絶を制限」する州法を「違憲」とするものです。

 この州法が今年発効されたテキサスでは、中絶の専門病院はすでに半分に減少し、今後はもっと少なくなると予想されていました。それに対し、最高裁が「NO」を突きつけたのです。判事らは「この州法が女性健康を守るとは考えられず、逆に緊急を要する女性が違法な医師により危険な処置を受けるケースが増える可能性がある」とコメントしています。

 アメリカでは、1973年に中絶が合法とされてからも、反対派と賛成派による論争が絶え間なく続いています。胎児の命を絶つのは間違っているとの考え方が「プロライフ派」で、逆に妊娠中絶は女性の選択の自由であり権利であるとするのが「プロチョイス派」。この2つが真っ向から対立し、極端な例としては、プロライフ派による中絶クリニックへの放火や爆破事件なども起きているほどです。

 近年はテキサスを含むアメリカの8州で中絶を制限する州法が制定されましたが、今回の判決はこうした流れを一気に変えるだろうと受け止められています。

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