作業療法士が徹底解説 快眠法のウソとホント<前編>

公開日: 更新日:

 睡眠不足に悩む人が増えていることで、ちまたには睡眠に関する情報があふれている。快眠法を取り上げた書籍、熟睡できるとうたわれたグッズ、健康食品、サプリメント……。いったい何が“本物”なのか。全国で睡眠セミナーを開催している作業療法士の菅原洋平氏に聞いた。

 質の高い睡眠をとってぐっすり眠るためには、正しい知識を身に付け、勘違いを正す必要がある。快眠のウソ・ホントを徹底解説する。

①睡眠時間は8時間とらなければならない…×

「睡眠は一律に何時間とればOKというものではありません。年齢や季節によって必要な時間は変わるし、個人差もある。『8時間』という数字は、平均すればこれくらいの睡眠時間が望ましいという程度のもの。数字にこだわり、適切といわれる時間に合わせようとして、眠れないのに無理に寝ようとするのは逆効果になります」

 自分にとって必要な睡眠時間を把握するには、単純な睡眠時間ではなく「起床から4時間後に眠くなるかどうか」を目安にする。人間は、起床から4時間後に脳が最も活発になる。そのタイミングで眠気が出るのは、睡眠が不足しているということになる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一は実質引退か? 中居正広氏、松本人志…“逃げ切り”が許されなかったタレントたちの共通点

  2. 2

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  4. 4

    国分太一「すぽると!」降板は当然…“最悪だった”現場の評判

  5. 5

    「いっぷく!」崖っぷちの元凶は国分太一のイヤ~な性格?

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  3. 8

    ドジャースは大谷翔平のお陰でリリーフ投手がチーム最多勝になる可能性もある

  4. 9

    《ヤラセだらけの世界》長瀬智也のSNS投稿を巡り…再注目されるTOKIOを変えた「DASH村」の闇

  5. 10

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?