前兆のある頭痛は要注意 原因は“心臓の穴”かもしれない

公開日: 更新日:

「この検査は、点滴で小さい泡を注射して右心房から左心房に抜ける泡を観察します。しかし、患者さんに細長いエコー機器を飲んでもらったり、いきんでもらったりするのできれいに泡が映らない場合があり、診断が難しく、上手にできる施設も少ない。診断技術が追いついていないのが現状です」

 同院で、脳梗塞を発症したり、無症候性脳梗塞でカテーテル治療を行った症例は2014年からこれまで約20例(20~70代の患者)。治療後は半年で血栓予防の抗凝固薬の服用がいらなくなり、片頭痛もほとんどの人が軽減するという。

 片頭痛に苦しんでいるなら、循環器内科や神経内科で心臓を調べてもらってはどうか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった