肺がんのサインかも…「咳」を正しく見極めて正しく治す

公開日: 更新日:

「咳は、痰が絡む湿った咳とコンコンという乾いた咳に分けられ、咳喘息は後者。確定診断には、症状がいつ起こりやすいかという時間的な特徴、炎症を表す呼気中の一酸化窒素の量を測るNO測定、痰や血液の好酸球の量の測定、気道の反応性などが必要です」

 もしこれらが行われておらず、処方薬(気管支拡張薬)を1週間服用しても症状が改善しなければ、咳喘息ではない可能性が高い。

■喘息の薬は進歩が目覚ましい

 咳止め薬(鎮咳薬)をすぐ処方された時も注意が必要だ。

「咳に詳しくない医師は『咳が出たら止める』治療をしがちですが、これが非常に問題。特に痰が絡む咳は、咳が痰を出しやすくしているので、絶対に鎮咳薬を処方してはいけないのです」

 薬の進歩が目覚ましいのが喘息だ。「発作が起きたら抑える」治療は過去の話で、今は日常的に薬を吸入または服用し、発作を起こさないようにする。正しく治療を受けていれば、喘息を起こさず社会生活を送れる。


「ところが、薬の継続率はかなり低い。喘息は半永久的に治療を続けなくてはなりません。治療の意味をしっかり認識していないため、症状が鎮まれば『治った』と思い、薬をやめてしまう。実際は軽い炎症が続いており、疲労や風邪などちょっとしたきっかけで発作を起こす恐れがあります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ