栄養指導のプロが指摘 減量目的の食事で「かえって太る」

公開日: 更新日:

 さまざまな人種が住んでいる国ということに加え、経済状況にも差があり、クライアントごとの食事情は異なる。たとえばイスラム教徒ならラマダン(断食)があり、キリスト教徒ならイースター(復活祭)の時に食べるものが決まっている。それを大前提に、血糖値を下げなくてはならない。ここで重要になるのは、患者の「できること」を引っ張り出し、それを実行に移すための具体的な方法だ。

「『体重を減らして健康に』というアドバイスは、健康をむしばみます。ダイエットや“体重をコントロールするための行動”は、むしろ体重増加につながることが、複数の研究で証明されています。食生活の改善や運動によって、減量しなくても健康効果を得られるのです」(染原氏)

 幕内氏、染原氏の2人が「減量」を目標に掲げた食生活を否定する理由は、カロリー量を減らせば必然的に食事量が減り、体に必要な栄養素が量的あるいは質的に不足するからだ。

「減量を第一に考えた食事を続けると、体のエネルギー量が足らなくなります。でも痩せていくので、本人は減量に成功しているように思う。しかし、そのうち食べたいという欲求が出てきます」(染原氏)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ