著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

米はパリ協定離脱を宣言 地球温暖化で睡眠障害が増える?

公開日: 更新日:

 アメリカのトランプ大統領がパリ協定からの離脱を宣言。地球レベルで地球温暖化対策を改めて考えなければならない時が来ていますが、そんな中で「地球温暖化で眠れない夜が増える」という研究結果が発表され、話題になっています。

 熱波の頻度や海面の上昇など自然界に与える影響は予測できても、人間の健康に対する温暖化のインパクトを測るのは難しいとされています。これまでも熱帯性の伝染病の増加や、寒冷による死の減少などが予測されてきましたが、今回のように地球温暖化と睡眠の関連が研究されたのは初めてです。

 発表したのは「サイエンス・アドバンス」誌の電子版です。研究者は政治学者のニック・オブラドビッチ博士で、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学の協力の下、アメリカで2002年から11年の間に集められた、約77万人分の睡眠に関するアンケートからはじき出されました。

 現状レベルで温室効果ガスが放出され続けた場合、50年までに、1カ月に経験する眠れない夜は100人につき「6夜」増えると予測。99年の前までには100人につき「14夜」増えるとしています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「かくかくしかじか」"強行突破"で慌しい動き…フジCM中止も《東村アキコ役は適役》との声が

  2. 2

    大阪万博GW集客伸びず…アテ外れた吉村府知事ゲッソリ?「素晴らしい」と自賛も表情に滲む疲れ

  3. 3

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  4. 4

    頭が痛いのは水谷豊だけじゃない…三山凌輝スキャンダルで間宮祥太朗「イグナイト」“爆死”へ加速危機

  5. 5

    水谷豊に“忖度”?NHK『BE:FIRST』特集放送に批判…民放も事務所も三山凌輝を“処分”できない事情

  1. 6

    趣里の結婚で揺れる水谷ファミリーと「希代のワル」と対峙した梅宮ファミリー…当時と現在の決定的な違い

  2. 7

    竹野内豊はついに「令和版 独身大物俳優」となった NHK朝ドラ『あんぱん』でも好演

  3. 8

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  4. 9

    永野芽郁「鋼のメンタル」も文春砲第2弾でついに崩壊か?田中圭との“口裏合わせ”疑惑も浮上…CMスポンサーどう動く

  5. 10

    永野芽郁と田中圭は文春砲第2弾も“全否定”で降参せず…後を絶たない「LINE流出」は身内から?