糖尿病・高血圧でも普通の生活が送れていれば治療は可能

公開日: 更新日:

 高血圧の人も降圧剤などで制御できている人であれば、通常は問題ない。閉経後の女性に多い骨粗しょう症も骨とインプラントの結合時間がかかる場合もあるが、通常は治療可能だ。

■喫煙者は成功率が低下

 金属アレルギーの人はどうか?

「インプラント治療に使われている金属はほとんどがチタン製です。チタンは骨と結合し、長期にわたり安定することが証明されていて、歯科医療以外にもひじや膝の人工関節としても使われています。現時点では最も安全なインプラントの材質で、金属アレルギーの心配はないと考えられています」

 喫煙者でも治療はできるものの、インプラント治療の成功率や耐久年数が低下することは押さえておきたい。

「喫煙している人は、そうでない人に比べて3倍程度インプラント治療の失敗率が上がるといわれています。また、たばこに含まれるさまざまな化学物質が治療期間の痛みや腫れの長さにつながります。とくに上顎のインプラントは喫煙の影響をより強く受けやすい。喫煙者は歯周病になる可能性が高いので、耐用年数も低くなってしまいます。インプラントも普通の歯と同じように、歯槽骨が細菌感染してしまえば、歯が抜け落ちてしまうのです」

 本数を減らせば、これらのリスクは低くなる。インプラントが骨に接合する期間だけでも禁煙できれば、インプラント成功の確率はグッと高くなる。

【連載】いまさら聞けない歯科インプラント

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 3

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  4. 4

    鈴木紗理奈以外にもいた…あのちゃんが過去に口にしていた“キライな芸能人”の実名

  5. 5

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  1. 6

    日本ハムがソフトBに8戦全敗の悲惨…崩壊投手陣が口にする「伏見寅威ロス」

  2. 7

    元サッカー日本代表・大津祐樹さんはビジネスでも成功 年商300億円の高級腕時計会社の社長に

  3. 8

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  4. 9

    DeNAビシエド電撃引退のウラとフロント批判殺到の必然《もうハマスタに行こうとは思わない》

  5. 10

    文科省「教育の政治的中立性」で波紋…なぜ森友学園がセーフで、同志社国際がアウトなのか?