村野武範さん<1>「余命は聞かない方がいい」と告げられた

公開日: 更新日:

「誰にも知らせませんよ、そんなもん。聞いた人は“お見舞い行かなきゃ”って思うでしょう? そういうの面倒だから」

 独特の早口で笑い飛ばす俳優の村野武範さんに、大病の片鱗は見られない。聞けば、親、兄弟にも病名を知らせぬまま実質3カ月で仕事に復帰したという。

 2015年に発覚した中咽頭がんは、転移もみられたステージ4だった。

「何げなく首を触ったら、硬いあずき大のしこりが1つ指に触れたんです。なんだろうと思って近所の病院に行ったら、若い先生が『風邪です』っていうんだよ。咳も熱もないのに、なんかおかしいと思って、ベテランの先生のいる病院に行ったら、『精密検査をしたほうがいい』と言われました」

 大きな病院を紹介され、検査を受けた結果、しこりのそばに3カ所のがんが見つかった。多発リンパ節腫で舌根にも浸潤していたことがわかり、中咽頭がんステージ4のAと診断された。

「そう言われてもピンときませんでした。痛くもなんともないんですから。そこでは、抗がん剤と放射線の標準治療と、その副作用について説明されました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  2. 2

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  3. 8

    高市首相応援議連「国力研究会」発足 “大政翼賛会”に入会しなかった70人と主な議員の名前

  4. 9

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に

  5. 10

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外