異変は突然 藤崎奈々子「チョコレート嚢胞」摘出手術語る

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 ロケを終えたあと最終の飛行機で羽田に着き、その足でマネジャーと救急病院へ行くと即入院になりました。初めは押して痛い場所から「盲腸」を疑われましたが、翌朝になって医師から「婦人科系の病気の経験は?」と聞かれ、チョコレート嚢胞のことを伝えたことで婦人科での検査となり、病名が判明しました。「チョコレート嚢胞が腫れて、手術レベルの大きさに達している」との診断でした。

「あれだけ痛い思いをするくらいなら、さっさと取ってしまいたい」というのが私の率直な思いでした。医師からは「もし卵巣が腸にひどく癒着していたら、腸ごと切るので一時的に人工肛門になる可能性もある」と説明されましたが、それでも「あの激痛がなくなるのなら仕方ない」と思いました。結局、癒着はほとんどなく、嚢胞の摘出が完了。1週間弱で退院できました。腹腔鏡手術だったので、今はよく見ないと分からないくらい小さい傷ですけど、術後はやっぱり痛かったですよ。

 入院中、一番嫌だったのは尿管です。術後すぐには歩けないので仕方ないのですが、トイレに行きたい感じがずっとあって、すごく気持ちが悪いんです。早く外してほしくて、翌朝には無理をして歩きました。外してもらえたときはスッキリとした気分でした。

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