前立腺がん早期治療 トモセラピーのメリットとデメリット

公開日: 更新日:

 なぜなら副作用が少ないからだ。全身転移のない前立腺がんの治療は「全摘手術」「放射線治療」「ホルモン療法」「経過観察」などがあるが、手術では尿失禁、勃起不全という副作用がある。手術支援ロボット、ダビンチの登場で率は減っているもののゼロではない。

■尿失禁もほとんど起こらない

「放射線治療のひとつであるトモセラピーはホルモン療法と併用して行いますが、低リスクの前立腺がんでは手術と治療成績が同等。中・高リスクでも同等の成績が期待できます。一方、トモセラピーでは尿失禁、勃起不全が起こりにくい」

 勃起機能を術前と同様に保てる点に着目してトモセラピーを選ぶ患者も少なくない。ただし、前立腺の中を尿道が通っているため、頻尿になるリスクがある。

「1日の排尿回数が平均10~十数回に増えます。治療を終えれば、徐々に元通りになっていきます」

 もうひとつデメリットとして挙げるなら、「手術であれば、再発時に放射線治療という選択肢がある。放射線治療の場合、再発時に手術は困難。一般的にホルモン療法を行うことになる」という点。これに関し、唐澤部長は「再発させないようにトモセラピーを行う、と述べるしかない。実際、再発例は現段階でほとんどありません」。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網