食生活改善で前立腺がんのリスク低下 取るべき食物は何だ

公開日: 更新日:

 前立腺がんは、全てのがんの中で最も増加率が高い。この前立腺がんのリスクを高めるのが肥満だ。

 独協医科大学埼玉医療センター泌尿器科准教授の井手久満医師によれば、肥満度を示すBMIが高いほど前立腺がんの発症リスクが高く、前立腺がんの悪性度が高いため予後が悪い。

 特に要注意は、肥満の人にありがちな高コレステロールだ。

「コレステロール値が高い人は、前立腺がんが発見された時点で転移がたくさん見られます」

 コレステロールは前立腺の細胞組織に多く蓄積されており、男性ホルモンであるテストステロンの“原材料”だ。つまりコレステロールが多い人ほど、テストステロンが多い。

 前立腺がん細胞はテストステロンの量に依存して増殖するが、かつてはテストステロンは精巣と副腎で合成されてから前立腺に運ばれ、それによって前立腺がんの発症リスクを高めると考えられていた。

「ところが近年、前立腺がんの細胞自身が前立腺内でテストステロンを作り出し、それを自ら消費して増殖していくことが分かってきました。いわば“地産地消”です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ