前立腺がん早期治療 トモセラピーのメリットとデメリット

公開日: 更新日:

 トモセラピーはCT画像撮影によって前立腺と、近くの直腸、膀胱の位置を確認しながら、前立腺がんにだけ大量に放射線を当てられる。これまでの放射線治療になかった「360度らせん状照射」が可能で、線量の集中性が際立っている。

「前立腺は排尿、排便、おなら、わずかな体位の変化などで位置がズレます。ミリ単位のズレでも治療成績は落ち、周囲の重要臓器へダメージを与える。トモセラピーは一体化されたCTで位置を調整しながら照射できるため、より高い精度が保証され、それによって良好な治療成績、安全性を保てるのです」

 一般的に、治療は外来で2グレイ(放射線量)×週5日、合計38回、総線量76グレイを行う。仕事と両立できる。

「米国では86グレイなど高い放射線量で行うところもありますが、治療後5年以降、尿道障害が多発するとの報告があります。日本では75~80グレイで治療を行うようになっています」

 放射線治療としては、陽子線や重粒子線といった粒子線療法も4月から保険適用になる。新たな選択肢が加わる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網