GWは気温高め予報 熱中症を発症しやすい人はこんなタイプ

公開日: 更新日:

■炭酸入浴剤で汗をかく練習も

 持病の薬が熱中症の発症リスクをアップさせることもある。なかでも、抗コリン作用のある薬は、エクリン汗腺を刺激するアセチルコリンを抑える作用があるため特に注意したい。例えば不整脈などの治療に使われるアトロピン、パーキンソン病の一部やアレルギー疾患に使われる抗ヒスタミン剤などはアセチルコリンの作用を抑制する。

 熱中症を避けるにはどうすればいいのか?

「汗をかける体に変えることです。通常、人の体は繰り返し暑熱負荷が加わると、汗をかいてその気化熱で体温を下げる体に変化します。その結果、夏の激しい暑さに耐えられるようになるのです。こうした体の変化を暑熱順化といいます」

 日本人の暑熱順化は春から夏にかけて、徐々に気温、湿度などが上昇することで自然に行われる。ところが、急に暑くなると、暑熱順化する暇がない。意識して暑熱順化する工夫をするしかない。

「1日1回、2~3時間は外に出て、汗ばむ程度の運動をすることです。お風呂も効果がありますが、暑熱順化が成立するには38度の核心温を連続して1.5時間程度維持し、それを2週間続けることが必要です。しかし、42度の湯に10分間漬かっても核心温38度を維持できる時間は数分。これでは暑熱順化するのは無理です。目の前の熱中症に間に合いません。サウナを使うのも手ですが、中高年には体の負担が大きい」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る