2度も生かされて…空間デザイナー黒田朋子さん闘病を独白

公開日: 更新日:

 病気になってよかったなんて1ミリも思いません。ただ、2度も生かされたことで、「苦しみのある人を助けなさい」という役割を与えられた気がして、不妊・産む・産まないに向き合う女性たちをサポートするための会社を立ち上げました。

 体験を経たからこそ伝えられるものを大切に、誰かの人生を少し咲かせるお手伝いをしたいと思っています。

▽くろだ・ともこ 1978年、名古屋市生まれ。京都市立芸術大学大学院卒業後、インテリアデザイナーとして活躍。2009年に独立。結婚後、11年に急性骨髄性白血病を発症。抗がん剤の副作用による「妊娠・出産の壁」を機に株式会社ライフサカスを創業する。不妊・産む・産まないに向き合うすべての女性たちへ向けたウェブメディア「UMU」の運営及び不妊治療サポートアプリ「GoPRE」の開発をしている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋